蝶々を追いかけて

キャリアに迷った心理士が考えたことを書き留めておくブログです。

2022-01-01から1年間の記事一覧

精神分析は魔境

今この本を読んでいます。 精神分析の歩き方 作者:山崎孝明 金剛出版 Amazon 先日の心理臨床学会のシンポジウムを聞いてから気になっていたのです。 精神分析のガイドブックという位置づけで、精神分析の歴史や、各派の紹介などがまとめられていて、ここまで…

ブリーフセラピー勉強中

ブリーフセラピーを勉強しています。 まずは昔読んだ本を再読。 大学院を出た頃に読んで、結構影響を受けました。 〈森・黒沢のワークショップで学ぶ〉解決志向ブリーフセラピー 作者:俊夫, 森,幸子, 黒沢 ほんの森出版 Amazon 今回再読して思ったのは、解決…

料理から自信のつけ方を考える

私は家族の中で基本的に毎日の夕飯づくりを担っています。 とにかく手間をかけるのが嫌いで凝った料理はできませんが、ほぼ毎日、献立を作ってある程度のクオリティの料理をすることができるようになりました。 いったい私はどうやってこのスキルを身に着け…

基礎的なスキルの習得を目指して

心理士としての自信をつけるために、基礎的なスキルとは何か、どうやって身に着けたらよいかをずっと考えております。 これまでには諸富祥彦先生の「」新しいカウンセリングの技法」を読んでカウンセリングのプロセスについて振り返りました。 自分の臨床ス…

専門家を名乗る最低ラインとは

少し前に「失敗の科学」という本を読んでいたのですが、そのなかで衝撃を受けたのが、いわゆる「1万時間ルール」と呼ばれる、才能が開花するまでには1万時間の訓練が必要という法則は、職種によっては訓練や経験が何の影響ももたらさないことが多い、とい…

焦る理由

心理士としての自信を回復させようと躍起になっているうち、なぜ自分はこんなに自信がなくなってしまったのか、なぜ自信を取り戻そうと必死なのかということを考えるようになりました。 時間がないなりに少しでも臨床経験を増やそうと、オンラインカウンセリ…

統合に活路を見出すも

前回の諸富先生の本から刺激を受けて、やはり自分は一つの理論を極めるよりも折衷的に色々な技法が使えるようになるのが向いているのではないかと考えていました。 これって今流行りの(?)統合・折衷的アプローチというやつなのでは?と思って本を買ってみ…

カウンセリング技法の確認中

諸富祥彦先生の新しいカウンセリングの技法を読み直していました。 新しいカウンセリングの技法 :カウンセリングのプロセスと具体的な進め方 作者:諸富 祥彦 誠信書房 Amazon 本当にわかりやすく、カウンセリングのプロセスと対応が丁寧に書いてあって素晴ら…

心理臨床学会について考えたこと

心理臨床学会のオンライン大会に参加しています。 www.ajcp.info といっても時間に融通が利きづらいので録画視聴できるものやポスターばかり見ていますが。 せっかく会期中ですので会員企画シンポジウム4を見た感想というか、連想したことを書いてみたいと…

自信を回復させるために基本に立ち返る

コロナ禍と子育てのダブルパンチで満足に働けずに心理士としての自信までなくなってしまった私は、何とか自信を回復させたいと思い、試行錯誤しています。 私は教育分野や医療、福祉の分野で仕事をしてきたことが多かったので、そういった分野の関連資格を取…

メンタルヘルス・マネジメント検定の勉強をしてみて

数日前までカウンセラーとしての自尊心をわかりやすい資格を取ることで回復させようとしていました。 メンタルヘルス・マネジメント検定という産業分野のメンタルヘルスの知識を問う資格です。 メンタルヘルス・マネジメント検定試験公式テキスト I種 マスタ…

資格あれこれ

臨床心理士と公認心理師の他にどんな資格をゲットすれば自己効力感を取り戻せるのかを探るべく、ネットの海を彷徨った…。たくさんの似たような資格が発見されるがしかし、自由になる時間と予算が限られているため次々と却下される…。役に立つかよりもいかに…

子育て中の心理士が自分のキャリアについて考える

私は今、未就園児の子育て中で諸々の事情もあり、思うように働けない状態です。せめてこの時期に勉強しようと思い、興味のある分野の本を読むのですが、なんだか知識が身になった気がしない。水をザルですくっているようです。 仕事と直接結びついてないから…