自信を回復させるために基本に立ち返る
コロナ禍と子育てのダブルパンチで満足に働けずに心理士としての自信までなくなってしまった私は、何とか自信を回復させたいと思い、試行錯誤しています。
私は教育分野や医療、福祉の分野で仕事をしてきたことが多かったので、そういった分野の関連資格を取ったらよいのではと思い、いろいろと調べましたが、これもなかなか難しい。受講するのが大変だったり、受験できる場所に制限があったり、お金がかかりまくったり…。
調べているうちにうんざりしてきました。
新しい技法を学んだり資格を取るのはもう懲り懲りだ!
まずはお金をなるべくかけずに、今までに勉強したことを丁寧に振り返ったら、自信も取り戻せるのではないか!?
そう思ってずいぶん前にさらっと読んだきり本棚に入りっぱなしだった「新しいカウンセリングの技法」という本を読み直すことにしました。
読み返してみたらめちゃくちゃわかりやすい!
この本ではカウンセリングのプロセスを、初期、中期、後期と3つに分け、それぞれの進め方の違いからカウンセリングを以下の6つにタイプ分けしています。
1.自分を見つめるカウンセリング
2.つらさをしのぐカウンセリング
3.現実を受け入れていくカウンセリング
4.目標達成志向のカウンセリング
5.つなぐカウンセリング
6.コンサルテーション
どのような技法をどのタイミングで使うかといった、非常に具体的なことも書いてあるので、とても分かりやすいです!
例えば、目標達成志向のカウンセリングの後期では解決志向アプローチや認知行動療法的なアプローチを使うというような具合です。
もっと早く読めばよかった…。
読み直してみて思ったのは、書かれていることについて「そうだ、そうだ」とうなづけるということは、カウンセリングが全くできていないというわけではない、ということで、そんなに自信を無くさなくてもよいのでは、ということでした。
この調子でもう少し自分が学んできたはずなのに、うまく整理されていない知識を再確認していきたいと思います。